キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去の出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

大阪の歴史を感じて歩く

緊急事態宣言で自粛生活をするなかで、散歩は唯一の運動、外出の楽しみです。
 
この4月に大阪に引っ越しました。
 
今のような事態でなければ、食いだおれの街ですから、毎日食べ歩いたり、ショッピングしたり、夜は飲んだり、そんな風に毎日を過ごしていたと思います。
 
それができない今、
 
散歩をもっと楽しくしたいなと思って、大阪の歴史を勉強しました。
 

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すると、これがとてもおもしろい。

 

大阪アースダイバー

大阪アースダイバー

  • 作者:中沢 新一
  • 発売日: 2012/10/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

大阪は日本最古の街の一つ、京都や奈良より古い街です。
 
大阪は秀吉の街、商売の街というイメージがあります。自分自身、出身は京都で、京都の方が古い街だと思いこんでいました。ところが、大阪は大陸から人がたどり着いた場所。飛鳥の次に古い宮、難波宮があった場所です。
 
四天王寺法隆寺より古い最古の官寺です。
 
その頃の大阪はほとんどがまだ海。そこに淀川が砂を運び、砂州が一つ一つ島のようにできていきました。大阪に、福島、堂島、中ノ島と島がつく地名が多いのはそのためです。その頃できた神社は場所は変わっていても今も残っています。大阪で最も古い神社の一つは生国魂神社は、そうやって島が生まれていくことを祀るためにできた神社です。
 
それから、秀吉の時代、江戸時代、明治時代、そして戦後と古い街の上をバージョンアップするように、新しい街が重なっていく。
 
大阪の街には、最も古い神社を始め、大阪城、江戸時代の商人の家、戦前の繊維業が盛んだった頃のレトロな洋館、その時代時代の名残が今も残っています。
 
その一つ一つがが調和しながら、現代のパワーの源にもなっている。
 
ここは海だったんだとか、ここに大陸から人がたどり着いたんだとか、その頃は朝鮮半島から大阪くらいまでが一つの世界のようにつながっていたんだとか、この神社の場所から海の上に一つ一つ生まれる砂州をみて、そのことに感謝していたんだとか、秀吉の栄華とか、大阪商人の活躍とか、
 
そんなことを感じ、想像しながら、街を歩くのはとても楽しいものです。
 
これは、新型コロナ感染がなかったら、やっていなかったこと。新型コロナのおかげでできた楽しみ。
 
日本にはどの街にも長い歴史があります。
 
ブラタモリはとてもおもしろいテレビ番組ですが、住んでいる街の歴史を学び、それを確かめるように感じて歩くと、住んでいる街のことがもっと好きになります。おすすめです。
 
必ず学べることはある。
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt