キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去の出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

「Youの視点」をもった人財

昨日のトヨタの決算報告会は感動しました。
 
豊田社長は、とても率直に、誰にでも理解できる言葉で、リーマンショック以降の経営を説明されたあと、トヨタの使命は「幸せを量産」すること。そして、そのために自分以外の誰かの幸せを願い行動する「Youの視点」をもった人財を育成することをコミットして締めくくられました。
 
 
ほんとうに「Youの視点」をもった人になることはとても難しくて、大切なことです。
 

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それは、最近、今までの自分をふりかえってみて、感じていたことでした。
 
「君の仕事は人の幸せをつくることだ」と言われて、仕事のやりがいがうまれ、今までがんばってきたつもりでしたが、突きつめると自分は自分本位だなと感じます。自分勝手だとか、わがままとはちがいます。
大好きなミュージシャンのひとりにボブマーリーというレゲエミュージシャンがいます。その人の曲に、ポジティブバイブレーションという曲があります。
 
その歌詞に、
 
IandIバイブレーション、ポジティブ
 
というフレーズがあります。
 
Iand YOU ではなく、IandI
 
僕とあなたというと、どちらかが主でもう一方が従という感じがしますが、僕と僕なら、そこに主従はない。おたがいの僕がぶつかりあってうまれるバイブレーションはポジティブ。そういう意味の歌詞です。
 
この考え方がカッコいいなぁと思って生きてきました。
 
自分のまわりのひとがしあわせでいてほしいとお参りでもいつもお願いしていますが、それはまわりの人のためではなく、自分のため。自分が楽しいな、しあわせだなと思う瞬間はしあわせそうな相手を見る瞬間。だから、人のしあわせを祈る。
 
自分が楽しければ、きっと相手も楽しい。そういう気の使い方をしてきました。
ただ最近、この考え方にすこし限界を感じるようになりました。
 
この考え方は相手が強い人ならいいのですが、相手が弱い場合、相手がとても苦難な状態にあるとき、IandIは成り立たないことがある。
 
そして、世の中には、むしろ弱い人の方がおおいし、今回のコロナのようにいろんなことが起きる。
 
だから、「自分のために、人のため」ではなく「人のために」「Youの視点」をとにかく一番に考えて行動する
 
そうしたとき、目の前にひろがる人や景色はどんなふうに変わるのだろう?
 
たとえば、マザーテレサが見ていた人や景色は、自分がこれまで見てきた見え方とはまるで異なるにちがいありません。
 
まず相手のことを考えること、「Youの視点」を心がけたいなと思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt