キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

すべらない話「たこ焼き屋のおじいさん」

今日は、すべらない話です。
 
大学の頃、バンドメンバーの女の子とその友だちと一緒に大台ヶ原山という奈良の名山に山登りに行った時の話です。
 
女の子2人で山登りに行きたいんだけど、女二人ではちょっと不安だからついてきてくれと頼まれ一緒に行きました。
 
で、大台ヶ原の山の家みたいなところに泊まったのですが、夜、駐車場で遊ぼうということになり、追っかけっこをすることになりました。今、考えると大学生でずいぶん幼い遊びをしたもんだと思います。
 
で、駐車場を走り回っていたら、
 
突然、おじいさんがコラーっ!叫んで、自分たちを追いかけてきました。
 

f:id:y314t923:20200524104647j:plain

 
びっくりして立ち止まると、そのおじいさん、なんと包丁を持っています。その包丁はちょっとさびていて、持つ手がブルブル震えている。びっくりして、怖くて、ただ立っていると、一言。
 
「お前ら!なんか取ったやろ」
 
3人で追っかけっこしていた時、駐車場の隅っこに止まっていたたこ焼き屋さんのキャンピングカーにちょっとあたってしまったのです。そのおじいさんは、そのキャンピングカーに寝泊まりしているたこ焼き屋さんでした。
 
たこ焼き屋さんのものを盗んでいく登山客がたまにいる。お前らもそれに違いないというのです。
 
もちろん、何も取っていませんでした。でも、とてもこわかったし、僕はとりあえず、
 
「すいません。すいません」とひたすら謝っていました。
 
一方、一緒にいた女の子は、一人はこわくて下を向いたまま。
 
もう一人は勝気で、おじいさんをグッとにらみつけていました。
 
そうしたら、そのおじいさん、
 
「おー、ねえちゃん。なんか文句あるんか!」
「にいちゃんも、悪いと思うてないのに、あやまったら済むと思おてるやろ!」
 
とすごみつづけます。なかなかこのおじいさん、人の気持ちを見抜く力があるなぁとちょっと感心して我慢していると、おじいさんが
 
「よし。わかった。交番いこ」
 
そう言って、近くにあった交番に一緒に行くことになりました。そこで、起きたことをおまわりさんに話して、サインか何かをして終わり。結局、何事もなかったのですが、最後におじいさんが捨てゼリフ。
 
「これで終わると思うなよ。お前の結婚式に出てめちゃくちゃにしてやるからなぁ!」
 
なんで、結婚式やねん?
 
と思いましたが、それから、本当に来るのかな?とほんのちょっと心配しました。もちろん、そのおじいさんが結婚式に乱入してくることはありませんでしたが。
 
それから1年後、前に書きましたが、名古屋でまた「かつあげ」に遭遇。
あの頃はよくからまれたもんです。全身から油断オーラが出てたのかな?幸いそれ以来、からまれたことはありません。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt