キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

誹謗中傷と自粛警察

今、誹謗中傷や自粛警察が大きなニュースになっています。
 
ほんとにひどい。心の底から腹が立ちます。いじめや差別も含めて弱い人を攻撃する行為は大嫌いです。許せない気持ちになります。
 

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なぜ、人はそんなことをしてしまうのか?
 
いろんな意見があると思いますが、僕は、それは、
 
自分の正しさや存在価値を他人を非難したり、おとしめることで証明しようとするからではないか
 
と思います。
 
昔、誹謗中傷を調査した結果によると、誹謗中傷をしている人は中高年のある程度地位のある男性が多いそうです。動機の7割は正義感。2割がストレス発散。残り1割が便乗です。
 
誹謗中傷する人のほとんどの人がストレス発散かと思ったら、7割の人が正義感だと知って驚きました。
 
正義とは何か?これも難しい問題ですが、正義とは、人が欲望のまま行動すると保てなくなる秩序を守るためのルールや価値観ということができると思います。したがって、正義を守ろうとすると多かれ少なかれ自分の欲を律したり我慢することになります。
 
ところが、それを我慢せずにしてしまう人がいる。その人が罰せられないとすると、正義が壊れる。自分がそれまで我慢してきたことが馬鹿馬鹿しいことになってしまいます。だから、
 
人は自分が信じる正義を正当化するために、その正義に反することをする人を徹底的に攻撃するのではないか?
 
いじめや差別の場合は、自分より劣った人がいれば、自分はその人よりは存在価値があることになる。だから、自分より劣っていると思う人を徹底的に攻撃をするのではないか?
 
悲しいことだなと思います。
 
自分が正しいと思うこと、誰かの役に立っていることに自信を持つためには、違う人を攻撃するのではなく、自分自身、正しいと思うことを強く信じて頑張ればいい。
 
一人一人の人が自分自身を認め、自分以外の自分と違う考え方を持った人を尊重して認める。そうしながら、競い合い、切磋琢磨し、共に一人ではできない何かを実現していく、そういう世の中になればいいなと思います。
 
ヨーロッパの学校は、一人一人の生徒の特徴を見て、その生徒の長所をほめて伸ばす教育を子供にしてくれました。おかげで、ヨーロッパに行ってから、自分の子供は日本にいた時より、明るく強くなったように思います。
 
「俺の自慢は今までの上司全員の長所が言えることだ」
 
上司が飲んでるときに言った言葉です。他人を攻撃するのではなく、他人を見て、その人の長所に気づいてすごいと思えるっていいなと思ったのを覚えています。
 
他人の悪いところを見るのではなく、いいところを見つけて、自分も成長できるように頑張る。そういう人が集まった社会には可能性や希望が生まれる。そう思います。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt