キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

問題をバラして考える

問題がおきると、その問題に対して、いろんな意見が出てきます。
 
問題を解決するためには、その意見をあわせないといけません。
 
ところが、
 
たいていの場合、現実の問題はいろんな問題がまざりあっています。
 
そのまざりあった問題をまざったまま考えて議論してしまうと、まとまらないし、問題に対する打ち手も適切なものにはなりません。
 
まず、人が議論するときに混ざるものに、「空、雨、傘」があります。
 
空が曇っている時の会話です。
 
「今日は雨降るかなぁ〜」
「どうだろうね」
「傘持っていった方がいいんちゃう?」
「いや、傘はいらん。パーカーのフードがあればいいよ」
「そうかなぁ〜濡れるの嫌だなぁ」
「雲がだいぶあつく黒くなってきたな」
「そうだね」
 
ごくごく普通の会話ですが、実は3種類の情報が混ざっています。
 
空模様、雲がだいぶあつく黒いというのは、事実。
雨降るかなぁ〜は、意見。
そして、傘を持っていくかどうかは、対策です。
 
この3つを同時に話しているわけですが、
 
これをバラして考えないと正しい打ち手はうてません。
 
まずは事実の確認。雲はあついのか?色はどの程度黒いのか?動きは早いのか?
事実を確認できたら、雨はいつ、どれぐらいの強さで降るのか?その事実に基づく意見を合わす。そして、その雨に対して、どんな準備をしたらいいかを決める。
 
さらに現実には、いろんな事実が混ざっています。
 
だから、事実をばらして、その事実の一つ一つをバラして確認し、意見を決め、対策を決めるということを積み上げていかないと、間違いを起こしてしまいます。
 
今、黒川元検事長の処分が軽いかどうかが毎日のように報道されています。
 

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この問題に対してどうするべきかの意見はよくわからないことも多く自分自身に充分な知識もないので控えますが、報道や議論を聞いていいて、
 
事実をバラして考えないと判断を間違えるなとは思います。
 
そもそも黒川元検事長は、次期検事総長になることをにらんで、閣議でその能力を認められて半年間定年延長された人です。一方で、政権と癒着し、森友問題、加計問題、桜を見る会といった疑惑を積極的に追求しようとしないことがその理由だと思われています。そして、そんな人が賭け麻雀をやっていた。政権はその賭け麻雀を軽い処分にしようとしている。
 
それが、この処分が大きな批判を受け70%以上の人が処分が軽いと思っている背景だと思われます。
 
この問題の事実にはたくさんの事実が混ざっています。
 
黒川元検事長は定年延長に値する優秀な能力があり、成果をあげてきたか?
過去の疑惑を政権に有利な形で処理をしたのか?
2万円程度の勝ち負けとなるテンピンの賭け麻雀は遊戯なのか、賭博なのか?
行われた麻雀は接待にあたるのか?
 
最初の二つについて、報道されているのは、疑惑はないと主張しつづける政権が、黒川氏を定年延長したという事実だけで、黒川氏自身の報道がないのでわかりません。接待にあたるかどうかは、一緒にやった人たちがわざと負けたのか?毎回、黒川氏は勝っていたのかの事実はわかりません。
 
黒川氏の能力と業績。
過去の疑惑における検察庁における黒川氏の役割と影響力。
テンピンの賭け麻雀。
過去の麻雀における勝ち負け。
 
これらの事実をすべて一つ一つ明らかにして、みんなで確認して、意見を言い、処分について考える。
 
何事も事実を正しく認識することがスタートだと思います。

 

 

必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
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