キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

週刊問題解決講座 第2回 ① トヨタの問題解決について

火曜日は週刊問題解決講座。第2回はトヨタの問題解決について。トヨタの問題解決の特徴です。
 
世の中には、問題解決の本がたくさん出ています。その多くはコンサルティング会社の本です。コンサルティング会社の主な仕事は戦略提案です。だから、問題解決は論理的に物事を分析し、整理し、対策を立案するために行われます。
 
それはそれで、勉強になるし、便利なツールもあるのでとても役に立ちます。
 
しかし、提案のための手法なので、行動のしかた、実現のしかたまではカバーしてくれません。
 
一方の
 
トヨタの問題解決はものづくりの現場から生まれました。
 
トヨタ生産方式における改善を実現する方法を、事務的な仕事、企画の仕事など、あらゆる仕事に使えるように整理したものです。
 
でも、ものづくりの考え方や手順が、ものづくり以外に使えるのか?
 
自分自身、営業企画の仕事が長かったのですが、やり方は別だと思っていた時もありました。しかし、グローバルテキストをつくる仕事をして、それは違うと気づきました。
 
使えます。なぜなら、すべての仕事は何かをつくることだからです。
 

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営業であれば、お客様の買いたいという気持ちと行動を。
人事であれば、社員のやる気と能力を。
芸人さんであれば、人の笑顔を。
ミュージシャンであれば、生きる元気と感動を。
料理人であれば、美味しい料理を。人の満足を。
 
仕事以外の人生でも、いろんなものをつくっています。
 
恋愛であれば、相手が自分のことが好きだという気持ち。
友情であれば、相手が自分を仲間だと思う気持ち。
親であれば、子供の人生を。
医療であれば、健康を。
ダイエットであれば、スリムな体を。
 
何かをつくるとき、必ずそこにはつくるためのプロセスがあります。そして、プロセスには現場がある。
 
問題解決とは現場のプロセスをなおして、あるいは作って、より良いものをつくれるようにすることです。
 
経営学者のドラッガー企業の目的は顧客の創造であると言いました。
 
トヨタの決算報告会で豊田社長はトヨタの使命は幸せ量産だと言われました。
 
坂本龍馬は、世に生を得るは、事を成すにありと言いました。
 
人や企業は何をつくるために生きていると言えるかもしれません。
 
ものづくりから生まれたトヨタの問題解決は、仕事や人生でより良いものをつくって生きていくための優れた方法です。
 
いつもの長さになりました。今回は一回では終わらなかったので、明日に続きます。明日は問題解決を突き動かす力について。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt