キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去の出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

週刊問題解決講座 第4回 ステップ1④あるべき姿を描く

そもそもの目的をつかむことができ、自分の思いを書くことができたら、自分の仕事のあるべき姿を描きます。
 
正常な状態が悪化してしまった場合、たとえば前に書いた健康の例、あるいは品質管理や日常管理などは、あるべき姿ははじめから決まっています。正常な状態です。だから、あるべき姿を新たに考える必要はあまりありません。
 
現状に問題はない、困っていない場合は、未来のあるべき姿を描きます。
 

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未来には二種類の未来があります。今より悪くなった未来と良くなった未来です。
 
ここで覚えとかなければいけないこと。それは今と同じ未来はないということです。
 
あらゆるものは変化しています。目では変わっていないように見えるものも変化しています。ものにはエントロピーの法則といって、秩序だった状態から乱雑な状態に変化するという法則があるからです。
 
だから、問題がない現状というのはあり得ません。
 
今より悪くなった未来を考えるのは比較的、難しくありません。
 
ある程度、確実に予想できる未来があるからです。
 
たとえば今なら、車の保有台数が減ったり、衝突安全技術の進歩で事故が減ることは予想できます。すると、車を修理するための部品売上や整備売上が現状より減少するという今より悪くなった未来を描くことができます。
 
すると、今より悪くなって減少する売上に変わって、新しい売上をあげられる会社、もしくは減少した売上にあわせたスリムな会社という未来のあるべき姿を描くことができます。
 
むずかしいのは、現状よりよくなった未来、現在とは違う新しい未来、夢を描くことです。
 
そもそも会社の仕事で夢を描くなんてできるのかとと感じる人もいるかもしれません。
 
どうやったら、自分の仕事で夢を描くことができるのか?
 
そのために必要なことが会社の目的と自分の思いを重ねあわせることです。夢は自分の思いがなくては描くことはできないからです。
 
でも、たとえ思いがあっても、それを具体的な夢として描くにはどうすればいいのか?
 
思いがあれば、あこがれを感じたり、いいなと思える会社や人があるはずです。
 
人ならば、身近な上司や先輩、歴史上の人物、有名人、どんな人でもかまいません。仮に今思いつかなくても探せば、必ず見つかります。
 
見つかったあこがれを自分の仕事にあてはめて、自分の仕事のあるべき姿を描いてみることです。
 
ビートルズエルビスプレスリーにあこがれて夢を持ったし、矢沢永吉ビートルズにあこがれてスーパースターになるという夢を描きました。
 
豊田喜一郎さんは、アメリカ社会やGM,フォードを見て、夢を描きました。
 
正しいあるべき姿を考える必要はありません。
 
何が正しいかと考え始めると、そこに自分の思いが込めづらくなるものです。そうなると、夢が描けなくなってしまいます。
 
最初はまねで十分。マネも一生続けたら本物になります。
 
あこがれに素直に、自分が実現したい姿を考える。
 
会社の目的と自分の思いが重なっているかぎり、自分が実現したいと思うあるべき姿は必ず重なります。会社にとって正しいあるべき姿になるはずです。
 
今週はここまで。続きは来週です。
 
次は、あこがれに素直に考えると言っても具体的にどんなあるべき姿を描けばいいのか?あるべき姿を描くポイント、留意点についてです。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt