キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去の出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

ほぉ〜っ!そうでっかぁ〜えらいもんでんなぁ〜

国内営業の仕事が長かったので、
 
日本全国に出張して、全都道府県に行くことができました。
 
日本というのはせまい国土ながら、それぞれの都道府県に独特の個性があって、ほんとに素晴らしいなぁ〜と思います。
 
気候、食べもの、名所、いろいろな個性がありますが、なかでも、
 
方言にはそのお国柄がでるように思います。
 
そんな中から、印象に残った言葉。
 
ひとつめは
 
「でらん」
 
工場で働いていた頃、休憩時間にジュースを飲もうと自動販売機に行きました。すると、自動販売機のお金を入れるところに貼り紙がはられていました。そこに太いサインペンで書かれていた文字が、ひらがなで「でらん」
 
最初見たときは意味がわからなくて、「でらん」ちゃんという自動販売機のニックネームかと思いましたが、「でらん」は三河弁で「でない」という意味。つまり、故障中という意味だったわけです。
 
次が
 
「ちゃんとしよし!」
 
京都に出張に行って、会議に出席していたときのことです。社長さんに資料を説明した後、議論になりました。そこで、質問にしっかり答えられなかった人がいて、その人に社長が言った言葉が「ちゃんとしよし!」
 
「しよし」は京都弁で「しなさい」という意味で、自分は京都出身なので、小さい頃、よく母親に言われていたのですが、大人になって昼間の会議で聞くと、なんだかお公家さんみたいに聞こえて、新鮮でした。
 
そして最後が、
 
「ほぉ〜っ!そうでっかぁ〜えらいもんでんなぁ〜」
 

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都道府県の方とお仕事をしましたが、ほとんどの方は、仕事では方言をなるべくださずに標準語で話されます。さっきの京都の話も「しよし!」以外は割と標準語でした。自分もプライベートでは関西弁でしたが、名古屋の会社だったこともあり、仕事では標準語を話していました。
 
ところが、はじめて大阪に出張して、資料を説明しているときに、相手の方が言われた言葉が、
 
「ほぉ〜っ!そうでっかぁ〜えらいもんでんなぁ〜」
 
いきなりの猛烈な大阪弁。自分も京都出身なので関西弁に違和感はないのですが、ここまでベタベタの大阪弁を生で聞いたのははじめてでビックリ。
 
その時は、ほんとに感心してるのか?それとも、社交辞令なのか?よくわかりませんでしたが、なんだかとてもおもしろかったのを覚えています。
 
今、大阪で働くようになって、3ヶ月。もうすっかり大阪弁で仕事するようになりました。あのときの「ほぉ〜っ!そうでっかぁ〜えらいもんでんなぁ〜」は普通に感心してくれてたんだなと思います。
 
大阪弁は使い始めてみると、ハッキリしていて、カラッとして、テンポがよくて、仕事の乗りをよくして、ずいぶんとやりやすくする言葉だなと思います。さすが大阪商人が育てた言葉です。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt