キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去の出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

週刊問題解決講座 第6回ステップ2 ①②問題を層別し、取り組む問題を決める

今日は、ステップ2「問題を層別し、問題点を特定する」の最初の手順「問題を層別し、絞り込む」と次の手順「取り組む問題を決める」です。
 

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まず、最初の手順「問題を層別し、絞り込む」
 
まずは、とにかく切ってきって切りまくることです。
 
問題をいろんな切り口、角度から切ってみてみる。そして、問題がきれいに見えてくる切り口を見つけることです。たとえば、金太郎飴は横にきると金太郎の顔がでてきますが、縦に切ったら縞模様しか見えません。金太郎の顔がきれいに見えるような切り口を探します。
 
充分なデータがない場合でも、調査したり、観察したり、人の話を聞いたりして情報をあつめて、できるだけいろんな情報をあつめます。
 
また、切って細かくした問題の共通点をみつけて、まとめなおし、まとめたグループ同士で比較するのも有効です。
 
比較すると、新しい切り口が見つかって問題を解決する急所が見えてくることがあります。
 
具体例で説明してみましょう。
 
売上実績のいい店舗のグループと悪い店舗のグループがあった場合、地域、店長の経験年数、関係する取引先、店舗メンバー、取り組み事項・活動状況など、違いがどこにあるのかをくらべてみます。仮に、違いが店舗メンバーの新人が多いか少ないかの差だとわかったとします。そこで、いい店舗の新人の実績をみてみると、いい店舗のグループでも新人の実績は悪いことがわかる。そうなったら、問題は新人スタッフの実力不足に絞り込まれることになります。
 
急所がいくつか見えてきたら、次の手順は、その急所の中から「取り組む問題を決める」ことです。
 
問題を取り組むことができる時間、労力、予算、能力などには限りがあります。だから、絞り込んだといってもすべての問題に取り組めるとはかぎりません。優先順位をきめて、重点志向して、一つ一つ順番に解決していかなければなりません。
 
そのときは、
 
「重要度」問題の解決によって、どれくらいあるべき姿に近づけるのか?
      80:20の法則、パレートの法則は有名です。
      上位2割のことで全体の8割、売上なら売れ筋商品の2割、
      お客様ならお得意様2割、コストなら費用のかかる費目2割で、
      全体の8割を占めるという法則です。
      QCではパレート図をよくつかって、そのことを見える化します。
 
「緊急度」:すぐに手をうたないと、重大な結果をまねくか?
「拡大傾向」:ほっておくと、どんどん問題が大きくなっていくか?
 
を考えて、さらに、
 
「現実性」:予算や能力上、実際に手をうつことは可能か?
「難易度」:問題の解決がむずかしすぎて、実現が困難ではないか?
 
なども考慮にいれて、取り組む問題を決めます。
 
どんな大きなことを成し遂げた人やビジネスも、最初からビッグなわけではありません。最初は力はないし、できることも限られています。創業者本人が書いたり、インタビューで創業からの歴史が書かれた本を読むと、成功した人たちは、必ずこの問題をこまかくわけて、取り組む問題をきめるというステップ2のアプローチを積み重ねてきたことがよくわかります。
「まず隗(かい)から始めよ」
「小さなことからコツコツと」
 
問題解決講座、今週はここまでです。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt