キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去の出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

週刊問題解決講座 第7回ステップ2 ③プロセスを見て問題点を特定する

火曜日は週刊問題解決講座。今日はステップ2の続き。
 
ステップ2の最後の手順「プロセスを見て問題点を特定する」です。
 

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この講座の最初の回で書きましたが、
 
すべてのものはつくられています。
 
モノだけではなく、人の気持ち、行動、健康などなど。
 
つくられているものには、必ずプロセスがあります。
 
取り組む問題を決めても、まだ「なぜ?」と考えてはいけません。その前にプロセスを調べて、問題の発生現場をおさえます。
 
この発生現場を、問題解決では問題点、問題が発生する点とよびます。
 
では、どうやって問題点を見つけるのか?
 
それは、前にブログに書きました。
 
最近、プロセスを見て問題点をおさえないまま問題を対応した例だなと思ったことがあります。
 
新型コロナ感染でPCR検査数が少ないことが問題になったときの厚生労働省の対応です。
 
PCR検査のプロセスは、
 
まず、37.5度4日以上という検査基準にあてはまること
あてはまると保健所が検査をすることを決める
次に、保健所が検査をするために痰を正しく摂取する
摂取したものをPCR検査にかける
陽性だったら感染経路を調査する
 
というプロセスです。
 
あの頃、ワイドショーでは検査基準が厳しすぎる事が非難されていました。
 
でも、ニュースをよく聞いていると、検査数が伸びなかったのは、PCR検査を正しくするために技能を持った人が必要なこと、しかし、感染経路調査にも時間がかかるため人が足らず、保健所の処理能力が不十分だったことが最大の要因でした。だから、いくら検査基準を緩めたところで検査数は伸びません。
 
にもかかわらず、厚生省は世論に対応して検査基準をゆるめるという対策をうちました。対策をうったあとも一向に検査数が増えなかったのはあたりまえです。
 
刑事ドラマでよく見ますが、遺棄された死体が見つかった場合、刑事さんがまずすることは、殺人現場を見つけることです。殺人現場を見つけなければ、犯人を特定する手がかりを得ることはできません。
 
問題とは、言いかえれば事件です。
 
事件=問題の発生現場をおさえずに、「なぜ?」「どうしたら?」と考えても、的確な打ち手を考えることはできません。
 
問題の発生現場、問題点を特定できたらステップ2の終了。
 
次はステップ3「目標を設定する」です。
 
必ず学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt