キムライフ

もらったものは次の人に渡す。トヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

赤提灯で愚痴る人間にはなるな。カリスマ講師が教えてくれた会社生活スタートの心がまえ

就職も決まり、大学最後のスキー旅行の時のこと。一緒に行った、後にカリスマ講師になる友達の一人は、大企業に就職せず劇団員になることを決めていました。
 
夜、みんなで話している時、僕は言いました。「劇団員になるという道を選んだお前がうらやましい」
 
音楽が好きで、大学時代、一生懸命バンドをやっていたので、ミュージシャンになるのが夢でした。でも、いざ就職を考えるとネガティブなことが頭をよぎります。
 
仮に音楽の道を志して、ヒット曲が一つもでないまま、お爺さんになったら、どんな生活をしてるんだろう?いい大学に入ったのに、それはないな。
 
うらやましいと言ったのは、そう思って音楽をあきらめてトヨタへの就職を決めていたからです。
 
すると、劇団員になることを決めていた友人にすごく怒られました。
 
「お前は自分がどういう気持ちでこの道を選んだのかわかっていない。」
 
「もちろん演劇は好きだけど、それだけが理由じゃない。自分は大企業に入って会社が決めた道を進む自信がない。気に入らない上司と必ず喧嘩すると思う。
 
演劇の道に進めば貧しい生活になるかもしれない。でも、自分は大企業で働くことはできない。色々考えて自分の責任で選んだんだ。
 
お前も軽々しく人が選んだ道をうらやましいなんて言うな。大企業に就職する道を選んだんだから、その選択に責任を持て。
 
もし、赤提灯で上司の愚痴を言うような人間になったら、友達やめるぞ」
 

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彼が突然怒り出したので驚きましたが、とても納得しました。
 
人生は選択の連続。その選択に責任を持たなければ、人生はつまらなくなる。人生のどんな結果も自分が選んだという覚悟がないといけないんだ。そう思いました。
 
その時、こんな話もしました。
 
「世の中、何が正しくて何が間違っているかなんて、人それぞれ、時代によってもかわる。だから、世の中に本当に正しいことなんてないよね?」
 
そう問いかけた僕に、その友人は「それは違う。それは卑怯だ」と答えました。
 
その時は意味がわからなかったのですが、何が正しくて、何が悪いかも、人がそれぞれ決めること、いわば選択で、選択に責任をもって、自分が信じる正しいことをしっかり言えるように、行動するようにならないといけないと彼は言いたかったんだろうなと思います。
 
ニーチェ永劫回帰という考え方のなかで、どんな運命もイエスと言って受け入れて、はじめて自由になれる。そうなれるように自分をきたえろと言いました。
 
それって、ニーチェが言うとむずかしそうなことだけど、身近な日常で言えば、赤提灯で愚痴るな!ということなんだと思います。
 
必ず何か学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt