キムライフ・キムライブ

もらったものは次の人に渡す。日常での気づき、過去のトヨタでの出会い・経験、大好きな本や音楽などからもらったものがどこかの誰かにわたり、もし役に立てればうれしいです。

見つからなければ、ミスにはならないよ。先輩がこっそり教えてくれたミスのなくし方

入社して、いよいよ仕事を始めることになりましたが、始めた頃はあまり仕事がなく暇な毎日が続きました。
 
あんまり暇だったので、カッターで鉛筆を削ったり、当時はパソコンもなかったので、清書の練習をしたり、電卓を早く叩く練習をしたりして過ごしていました。
 
おかげで鉛筆を削るのがうまくなって、まるで鉛筆削りで削ったみたいにカッターで鉛筆を削れるようになってしまいました。
 
そんな毎日だったからというわけでもないのですが、当時はやたらにミスをしました。
 
資料を配った後に、差し替えを配り直すのが、月の恒例みたいになって、差し替えの木村と呼ばれていました。差し替えしてる夢を見たほどです(苦笑)
 

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そんな時、ある先輩が見るに見かねて、
 
ミスだと見つかるところをしっかりチェックすればいいんだよ
 
と教えてくれました。
 
例えば、まとめと詳細と二枚の資料があったら、まとめの数字と詳細の合計の数字は合っているか?さっと見たときに明らかにおかしな数字がないかを必ずチェックするといったことです。
 
その教えを守り、それからはミスとすぐわかる箇所を徹底的にチェックするようにしました。すると、全くミスがなくなりました。
 
それだけでなく、上司を含め、みんながどんな風に資料を見るかがわかるようになり、資料の要点を読み取ることもうまくなったし、数字の相場観もつきました。
 
当時、つかこうへいさんの熱海殺人事件という映画が公開されていたのですが、その中の一場面に人を殺したと叫んで屋上から飛び降り自殺をしようとしている人を、刑事がメガホンで説得する場面があります。
 
その中で刑事はその人に
 
「自分が人を殺したと言ったら殺人犯になるなんて、甘えたことを言うな」
 
と叱責します。それを見て、なるほど。
 
人が何かをしたという事実は、社会や他人にしたと認められて始めてしたことになるんだ
 
とすごく納得してしまいました。
 
それは仕事のミスも同じことで、何事も他人から見てどう見えるか、わかりやすいか、そうした外の視点を持つことが大切なことをミスの無くし方で学んだ気がします。
 
もっとも、このミスの無くし方は、失敗が許されない技術、エンジニアの世界には通用しないかもしれませんが。
 
必ず何か学べることはある
学んだことは次の人にわたす
Everything is beautiful, nothing hurt